右利きなら1番ピンと3番ピン、左利きなら
1番ピンと2番ピンの間にボールが当たると、
一番ストライクになりやすいといわれています。
ボールを持っている側の肩が、
狙った位置の線上にくるように立ち位置を決めることが、ストライクへの近道です。
いちばんの基本は「対角線上に狙う」ということです。
たとえば、右端のピンが残ったときは左端から、左端のピンが残ったら
右端からレーンを斜めに横切るように投げるのがセオリーです。
そのときも、残っているピンと自分が立つ位置を直線で結び、
その通過点にあるスパットを目標にして投げるとコントロールが安定します。
まず重さですが、初心者は軽めのものから
トライしてみることをおすすめします。
目安としては、子どもなら5~6ポンド、女性は7~11ポンド、
男性は12~15ポンドくらい。
重い方がよくピンが飛びますが、
1ゲームあたり約20回も投げるわけですから、
無理のない範囲で選びましょう。
ボールの重さが決まったら、次は親指の大きさを合わせます。
同じ重さのボールでも、指穴の大きさはそれぞれ違うので、
自分の指の太さに合ったものがみつかるまで、実際に指を入れて根気強く探してください。
指の根元まで入れて回したとき、穴のふちに触れているけれど引っぱられる感じがない、
というのがちょうどいい大きさです。
その状態で中指と薬指が第2関節まで入れば、適正なボールであるといえます。
ルールでは、それは「ガター」で、
得点になりません。
ただし、ピンが立っている「ピンデッキ」の
エリア内に入ったボールや、
倒れたピンが壁(キックバック)に当たって跳ね返り、ほかのピンを倒すのは構いません。
また、ボールがピンに当たったあと、バラバラと遅れてピンが倒れた場合、
ピンを立て直すための機械が下りてくるまでなら得点になりますが、
機械に当たって倒れた分は得点として加算することはできません。
3回連続でストライクがでたときがターキーです。
4回連続ストライクが続いたときは、フォースやフォーバーガーといいます。
▲の印は「スパット」といいます。
ピンを狙って投げるよりもスパットを狙って投げる方が、
コントロールが安定しやすいため、是非目安として活用してください。
ボールにスピンをかけ、ピンに当たる手前で左側に曲がるボールが「フックボール」です。
その反対に曲がるボールは、「リバースフック」や「バックアップ」と呼ばれています。